仕事道具として使いたい、最新「iPad」の選び方
2019年11月08日 07時25分 東洋経済オンライン
アップルはiPadを「最も身近なコンピューター」と再定義した。今回は、その中でもっとも低価格帯に位置する、10.2インチに画面が拡大されたiPad(第7世代)と、小型モデル7.9インチiPad mini(第5世代)をとりあげる。
今までの「タブレット」のイメージで接すると見誤る、新しい仕事道具にと言えるだろう。
iPadはカバーを兼ねるSmart KeyboardとApple Pencilを組み合わせることで、3年以上安心して使えるモバイルコンピューターとなる。またiPad miniはApple Pencilが利用できる完璧なデジタル手帳として、現在持ち歩いているノートパソコンやスマートフォンを補完することになる。
いずれの場合でも、すでにiPadにそろっている100万本を超えるアプリ群が、iPadを選ぶ大きなメリットを作り出している。選択のポイントは、キーボードとペンシル、どちらを重視するか、だ。
■iPadの1年を振り返ると…
アップルは例年、9月にiPhoneとApple Watchの最新版を発表してきた。2019年も同様の展開となった。
iPhoneは依然としてアップルの売り上げの半分を占める主力製品で、iPhone 11ではありきたりに思われたカメラを磨き上げ、非線型の画質を手にした。