VWの電気自動車「ID.3」にみる最新進化の実力

いずれにしろ、モーターショーはこの先、どんな役割を果たすのか……。

■地域で差が出るクルマに対する意識

日本ではクルマを所有することへの熱意が薄れてきたと言われている。しかし筆者は「クルマのことが根っから嫌い!」という方々は少数派であると考えている。さまざまな理由でクルマ離れ(≒販売台数低下)が現象となった、これが実情であろう。

筆者は幼少期からクルマやモーターサイクルなど乗り物全般が大好きで、また仕事柄マイカーとモーターサイクルを所有しているが、年間の維持費はやはり相当な負担だ。駐車場代、保険料、車検代、税金、燃料代、メンテナンス代といわゆるランニングコストは財布に重くのしかかる。

一方、都市部のような公共交通機関が望めない地域では、マイカーは今も変わらず生活の必需品である。自動車工業会による調査では、都市部の自動車ユーザーのうち「クルマがないと不便」と回答した数が33%であるのに対して、小都市やその周辺部では70〜81%の自動車ユーザーが「クルマがないと不便」と回答している(N=4498)。

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