あの「謎の赤い路線バス」池袋でついに運行開始

あの「謎の赤い路線バス」池袋でついに運行開始

"謎の赤バス"池袋で運行開始

あの「謎の赤い路線バス」池袋でついに運行開始

11月27日、池袋駅東口前で行われたイケバスの路線運行開始セレモニー(記者撮影)

愛らしい顔と、小さな5つのタイヤが横に並ぶユニークな姿はどう見てもバスには見えない。「なんだこれ?」――。道行く人が思わず振り返る。一足先に貸切バスとして、11月1日から池袋駅周辺を運行していた東京都豊島区の電気自動車(EV)バス「IKEBUS(イケバス)」が、11月27日、池袋の主要スポットをつなぐ路線バスとしても運行を開始した。

当日は朝からあいにくの小雨模様だったが、豊島区の高野之夫区長はまったく気にする様子はない。運行開始に先立つセレモニーで、「イケバスは池袋の名物になる。全国から、いや全世界から注目されるのではないか」と、満面の笑顔で挨拶した。

朝8時半。この日も、池袋駅前を足早に歩くサラリーマンたちが、思わず足を止めて、不思議なバスをしげしげと眺めていた。この不思議なバスは、なぜ生まれたのだろうか。

■乗って楽しい移動手段を

イケバスの誕生までには節目となった出来事がいくつかあるが、2014年、民間の有識者からなる日本創成会議が23区で唯一、豊島区を少子高齢化による「消滅可能性都市」に指定したことも、イケバス誕生のきっかけの一つといえるだろう。

1999年から豊島区長として街の発展や芸術の振興に力を尽くし、「世界レベルの住みよい街」を目指す高野氏にとって、豊島区が消滅可能性都市に指定されたことは晴天のへきれきだった。

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