2019年も物議醸した「ステマ」招く根本的な理由

2019年も物議醸した「ステマ」招く根本的な理由

「医療ステマ」野放し状態



そして吉本のステマ騒動だ。少し今さらの感はあるものの、流行語大賞にノミネートされてから7年も経つのにいまだにステマが取り沙汰されるのは、問題の本質が世の中全般にいまいち理解されていない側面もあるからだ。ここで改めて振り返っておきたい。

発端は京都新聞が報じた『吉本漫才コンビ、ツイートは「ステマの疑い」 京都市の広告と明示なし、識者「アンフェア」』という記事だった(2019/10/28掲載)。京都国際映画祭で吉本興業が行っていたPR事業の一部に、消費者やファンを欺くステマが含まれていたと報じられた。

記事では吉本興業に所属する地元京都出身の漫才コンビ「ミキ」が書き込んだツイートが報酬の発生する広告である旨が説明されておらず、ステマにあたると指摘されている。闇営業から所属芸人の税金滞納、そしてステマ騒動とトラブル続きの吉本興業に対しては、冷ややかな反応と炎上が同時に発生した。

「今さらこんなわかりやすいステマをやるのか」と筆者も当初はあきれていたが、京都市と吉本興業の両者に取材してわかったことは、「ステマ」と「ステマではない広告」の間にある広大なグレーゾーンだ。

続きは 東洋経済オンライン で

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