ナイトスクープに見る「ウケる地方番組」の本質

ナイトスクープに見る「ウケる地方番組」の本質

ローカル番組は今や全国ネット番組の「2軍」ではない。ではローカル番組の強みとは? 写真は「探偵!ナイトスクープ」局長を降板する西田敏行さん(右)と握手する、後任の松本人志さん(写真:共同通信)

大阪・朝日放送の名物番組『探偵!ナイトスクープ』で、西田敏行に代わって新局長として松本人志が就任したというニュースは多くの人を驚かせた。

西田が降板して新たな局長が就任すると発表されたとき、それがいったい誰なのか、世間ではさまざまな予想が飛び交っていた。だが、松本の名を挙げる人はほとんどいなかったように思う。大阪のローカル番組で松本ほどの大物タレントが出ることになるとは誰も想像していなかった。松本は以前からこの番組の熱烈なファンだったため、オファーを引き受けることにしたという。

このキャスティングに関しては賛否両論の意見が出ている。否定派の人の多くは、昔からこの番組を追いかけているファンだ。彼らはこの番組に特別な思い入れを持っているため、松本のような全国区のスターが局長になることで、番組の独自性が失われ、東京のバラエティー番組のようなテイストになってしまうことを危惧しているのだろう。そのぐらい関西圏を中心に熱狂的に愛されてきた番組だということだ。

■「ローカル番組」の強み

近年、『探偵!ナイトスクープ』に代表されるような地方局制作のローカル番組が盛り上がりを見せている。ネットニュースなどを通じて、ローカル番組が全国的に話題になる機会も以前より増えているように思われる。ローカル番組の強みとは何か。そこに将来性はあるのだろうか。

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