2兆ドルを運用、投資のプロが語る今年のテーマ



大統領選について世界の投資家の多くが心配しているのは、民主党候補が勝利した場合の影響だ。現在、予備選初戦のアイオワ州(2月3日の党員集会)においてはサンダース上院議員がトップ争いを演じているが、投資家は同氏の主張する税政策(大幅増税)がビジネス界や個人富裕層にとって建設的ではないと考えている。

私は投資家に次のように助言している。1つは、大統領選の結果に賭けるのは早すぎるということ。予備選前半では、各候補は戦略的に極端な政策を主張しがちだが、後半になると中道にシフトするものだ。しかも、選挙は接戦が多いため、結果を予測するのは難しい。

2つ目は、大統領だけで政策を推進するのは難しく、議会の支持が必要だということ。(大統領選と同時に実施される)上下両院の議会選挙の結果はより予測が難しい。つまり、11月の選挙が終わるまで、どんな政策が実現するかは読めないということだ。したがって、今は大統領選を前提に投資するのは賢明ではない。

米中貿易摩擦は部分的な合意で一定の改善を見せているが、両国の長期的な主張は変わらず、大統領選が終わっても、民主党候補が大統領に選出されても、両国が本格的に歩み寄る余地は小さいと考えている。

続きは 東洋経済オンライン で

前へ 1 2

関連記事(外部サイト)