男性3割が「とるだけ育休」で形のみの深刻実態

男性3割が「とるだけ育休」で形のみの深刻実態

男性3割が「とるだけ育休」

男性3割が「とるだけ育休」で形のみの深刻実態

「とるだけ育休」の実態が民間の調査で明らかになりました(写真:ocsa/PIXTA)

政府は、子どもが生まれた男性の国家公務員に1カ月以上の育児休業の取得を促す制度を2020年度から始める方針を打ち出しました。追い風を吹かせるかのように、小泉進次郎環境大臣が3カ月間で計2週間の育休取得を表明。男性の育児休業取得がにわかに注目される中、育児休業を取ってもそのうち3割の男性がほとんど育児をしない「とるだけ育休」の実態が民間調査で明らかになりました。

■育休は夫婦の幸福度の分岐点

1人以上子どもがいる約4000人の母親を対象に行った民間企業などの調査(パパ・ママの育児への向き合い方と負担感や孤立感についての調査)によると、夫が育児休業を取得したという回答が約500人。そのうち、どのくらい育児や家事に費やしたか聞いたところ、8時間を超えると答えた人が20.1%だった一方、1時間以下が17.7%、1時間超2時間以下が14.6%もいたことが明らかになりました。

つまり、3人に1人が育休を取っても家事や育児が1日2時間以下の、育休を取ったというある意味ポーズだけの「とるだけ育休」の実態が浮き彫りになりました。

調査回答の自由記載欄には、「育休を取っても家でだらだら。結局家のことは私がやっていた」「4日しかない育休を自分の都合で日にちを勝手に決めて、その内何日かは自分が遊びに行くことに使った」など、夫への不満を訴える回答が複数あったといいます。

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