自由恋愛が生んだ「恋愛格差」拡大という残酷さ

自由恋愛が生んだ「恋愛格差」拡大という残酷さ

約40年も前から変わらない「恋愛強者3割の法則」について、改めて検証していきます(写真:Kostiantyn Postumitenko/PIXTA)

「100mを9秒台で走れ」――。

そう言われても、できないものはできません。一生懸命練習したところで、誰もがそんな速く走れるようになるわけありません。人にはそれぞれ持った能力の限界値というものがあります。

恋愛力もそれと同じです。ここでいう恋愛力とは、誰かを好きになったりするという個人の感情の話ではありません。本記事における恋愛力とは、「恋人を獲得する能力」のことを指すこととします。

この連載でも、「恋愛強者3割の法則」については何度かご紹介してきました。恋愛する能力があるのは、男女とも3割程度しか存在せず、あとの7割は広義の恋愛弱者となります(3割程度の中間層を含む)。

■約40年前から変わらない傾向

「恋愛結婚が9割なのに、未婚者のうち3割しか恋愛強者がいないのなら、有配偶率6割の説明がつかないではないか」というご指摘をいただくことも多いのですが、以前こちらの記事(『最近の若者は「恋愛離れ・草食化」という大誤解』)で説明した通り、既婚男女であっても恋愛強者率は、20〜50代を平均すると大体3割程度です。

別途1000組の夫婦調査も行いましたが、その場合でもきれいに恋愛強者は3割でした。つまり、未婚既婚に関係なく、恋愛能力のある男女というのはせいぜい3割程度しか存在しないのです。

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