日本が「コロナ第2波」で最も脆弱になる懸念

日本が「コロナ第2波」で最も脆弱になる懸念

世界からは、日本の新型コロナ被害は「奇跡的に軽い」と見える。だが「第2波」が来たら、逆に最も深刻になる可能性も消えない(写真:アフロ)

5月21日で関西2府1県の緊急事態宣言が解除され、残る首都圏の1都3県と北海道も今後の数値次第とはいえ、何とか今月末の終了が見えてきた。

これまで全国の死者数はまだ3ケタ台にとどまっていて、なんとか「医療崩壊」も避けられている。世界の中で見ると、日本は「被害が軽い」という評価になるだろう。だが、政府の対策が良かったとはとても思われず、なぜこの程度で済んでいるのかは正直よくわからない。海外から見ても、日本の状況は奇異に映るらしい。アメリカの外交専門誌フォーリンポリシー(Foreign Policy)誌に掲載された論文がなかなか興味深いのでご紹介しよう 。

■外国人の目から見れば「対策は間違いだらけ」

著者のウィリアム・スポサト氏はニューヨーク出身で、在東京生活15年の経済ジャーナリスト。5月14日に発表された論文は”Japan’s Halfhearted Coronavirus Measures Are Working Anyway”(日本の中途半端なコロナ対策は、何はともあれ機能している)といい、副題には”Despite indifferent lockdowns and poor testing, Japan seems to be skipping the worst of the pandemic.”(おざなりの都市封鎖にお粗末な検査、それでも日本はパンデミック=感染爆発の最悪期を脱しつつある)とある。

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