年収1億円で劣等感ある人が不思議じゃない訳

年収1億円で劣等感ある人が不思議じゃない訳

「お金」と「幸せ」の関係について考えます(写真:takasuu/iStock)

「もう少し年収が増えたら幸せになれるのに」「もっと給料が高くなったらいいな」

このように思ったことはありませんか? おそらく、多くの人が、「ある」と答えるのではないかと思います。

人々がどうしたら幸せになれるのか。科学的データや統計データを用いて論じた『年収が増えれば増えるほど、幸せになれますか?』から一部を抜粋し、お金と幸せの関係性について明らかにします。

■資産が40億円あるのに「日本一不幸」な人

資産が40億円もあるのに幸せを感じられない。それどころか「日本一の不幸」に苦しんでいる……。

私たち庶民は、「40億円も持っているのに、そんなわけないだろう」と思ってしまいがちです。しかし、この人は実在する人物です。外資系証券会社のウェルスマネジメント業務に携わり、資産100億円以上の億万長者たちを、間近で見てきた人がいます。仮にAさんとしましょう。

Aさんはたくさんの億万長者と接するうちに、なぜ彼らが幸せではないのか、疑問に思ったそうです。それで退職後、彼らが幸せになるにはどうすればよいかを研究するために勉強を始め、私の研究にも興味を持ってくれたようです。

そんなAさんが話してくれたのが、40億円の資産を持っているのに「日本一不幸」だと主張する人のエピソードです。

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