「中学受験」親が子どもより先に音を上げる過酷

「中学受験」親が子どもより先に音を上げる過酷

低偏差値の学校をゴミ溜めだという父親とついに対決する母親((c)高瀬志帆/小学館『週刊ビッグコミックスピリッツ』連載中、以下同)

『週刊スピリッツ』で連載されている中学受験を題材にした漫画『二月の勝者−絶対合格の教室−』は、第1〜8集のコミック版がすでに累計65万部を記録し、テレビドラマ化も決定するなど、大きな話題を呼んでいる。

6月30日にコミック第8集および関連書籍『中学受験生に伝えたい勉強よりも大切な100の言葉』が発刊された。『二月の勝者』が気になっているけれど、いまから第7集までをキャッチアップする時間はないという読者のために、「中学受験は父の『経済力』と母の『狂気』がカギだ」(2020年6月30日配信)に続いて、第7集までのあらすじと見どころをまとめたダイジェスト版をお届けする。

■「どこにも受からなかったとしても順は順です…!」

<第4集>コミック帯文言「悔いのない受験をしたいなら、今です。」

中学受験の天王山、夏期講習が始まる。体調を崩す子どもも出る中、島津順と上杉海斗が取っ組み合いを始めた。原因は順が、「偏差値60以下の学校なんて学校じゃない」「そんなとこ目指してるやつらなんてまじゴミ」と言ったからだ。そのひどい言葉は、実はそっくりそのまま順が家庭で父親から日々言われている脅しだった。

第4集の注目生徒「島津順」

順は桜花ゼミナール吉祥寺校のトップ生。順の父親は、順の成績をパソコンで管理し、塾の宿題とは別に山のような問題集を順にやらせる。

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