中学入試の社会「共通テスト」が与える深い影響

中学入試の社会「共通テスト」が与える深い影響

今後の中学入試対策を紹介します(写真:miya227/PIXTA)

2021年春からスタートする、大学入学共通テスト。リクルートが運営するオンライン塾「スタディサプリ小学講座」の講師で、中学受験塾も経営する玉田久文氏は、この大学入試の変化に合わせて、中学入試の出題にも変化がでてきているといいます。

これからの中学入試に向けて、どのような対策をしていけばよいのか?玉田氏に聞きました。

2021年春からスタートする、大学入学共通テスト。これまでに2回、試行調査(トライアル)が実施されていますが、その試行調査の出題傾向や、最近の中学入試の変化を踏まえて、今後の中学入試対策を紹介します。私が社会科の講師ということもあり、今回は社会科を題材に解説していきます。

■大学入学共通テストの出題傾向の変化

試行調査の地理歴史の問題を見てみると、初出の史料・グラフをもとに考えさせたり、知識をもとに類推させたりする出題が目立ちました。問いかけも複雑になり、一つひとつしっかりと読んでいく読解力は必須です。読解したうえで思考しないと、正解にたどりつけなくなっています。

つまり、現在の小学生たちが受けるときには大学入試が大きく変わっています。中学入試と大学入試は別、と考えている保護者の方々も多いでしょう。まして、目の前の中学入試に手一杯で、大学入試のことまで考えられない──というのがホンネかもしれません。

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