チャーハン専門店でFC展開を目指す店主の勝算

チャーハン専門店でFC展開を目指す店主の勝算

今年6月、愛知県一宮市にオープンしたチャーハン専門店「金龍」の店主、清水良太さん(筆者撮影)

私事で恐縮だが、筆者は無類のチャーハン好きである。出張で地方へ行ったときも、郷土料理には目もくれず、その土地で昔から店を構える町中華に飛び込んでチャーハンを注文するほど。自分のブログにも「チャーラーの旅」と題して、チャーハンとラーメンのセットを食レポしている。

ところが、本当においしいと思えるチャーハンに出合うのは本当にごくまれ。割合にして10軒中1、2軒といったところか。いつもガッカリして店を後にする。厳しい言い方をすると、チャーハンを軽視しているのだ。マジメに作っていない店が何と多いことか。

■唯一無二の「金の豚チャーハン」

今年6月のことである。愛知県一宮市にチャーハン専門店「金龍」がオープンした。正直、あまり期待していなかったものの、中華鍋をリズミカルに振る音や店内に立ちこめる香りに胸が高鳴った。

注文した「金の豚チャーハン」を一口食べた瞬間、あまりのうまさに悶絶してしまった。口の中いっぱいに広がる香ばしさと複雑な味わい。そして、食感。しっとりとパラパラのちょうど中間、“しとパラ系”とも呼ぶべきか。瞬時にここの店主は筆者と同類のチャーハン好きに違いないと確信した。

後日、詳しく話を聞きに行くと、店主の清水良太さんは筆者以上のチャーハン好きであることがわかった。何しろ、好きが高じて店まで開いてしまったのだから。

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