11月以降、日米の株価はジワジワ上昇しそうだ

11月以降、日米の株価はジワジワ上昇しそうだ

選挙戦もいよいよ大詰め。トランプ大統領の演説にも力が入る(写真:AP/アフロ)

前回の当コラム「日本株の先行きで米大統領選より気になること」(10月12日付)では「アメリカを中心に、株式市場は同国の追加経済対策の行方などで一喜一憂しており、そのたびに株価がドタバタと上下動している」という趣旨の話を述べた。

■「不思議の国のアリス」のような株式市場

現在の同国経済は、コロナ禍を完全に乗り越えたわけではなく、まだ政策面からの支えが必要な状況だ。そんなことは、トランプ政権も与党共和党も野党民主党もわかりきっており、いずれも「追加政策を打ち出さなければいけない」という点では一致している。方向性が同じなのだから、大統領選挙前か後か、今年か来年かはわからないが、そのうち追加政策は出てくるだろう、と達観していればよさそうなところだ。

しかし実際の市場は、毎日決定的なことなど起きてはおらず、材料の少ない「なんでもない日」がほとんどだ。にもかかわらず、いろいろな報道等を大きく取り上げて「今度は追加政策に関する交渉が進展しそうだ」、次は「どうも話が進みそうもない」と、大騒ぎするばかりだ。これは、あたかも、「不思議の国のアリス」で、帽子屋が「なんでもない日、ばんざい!!」と、誰の誕生日でもないことで盛り上がりながら、空騒ぎのお茶会を続けているようなものだと言えよう。

特に空騒ぎが極まったのは、19日の同国市場だ。

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