稲盛和夫「人を雇うなんておこがましい」の真意

稲盛和夫「人を雇うなんておこがましい」の真意

成功する経営者の多くは「成功哲学」を持っているという(写真:taa22/iStock)

「ワード・ポリティクス」という言葉がある。アメリカには「ワード・ポリティクス」に長けたリーダーが多い。

例えば、ジョージ・W・ブッシュ大統領は、2001年9月11日に「同時多発テロ」が起きたとき、「民主主義国家に対するテロリストたちとの戦争」だと言い切り、国民を1つにした。アメリカ国民の心をつかんだバラク・オバマ大統領の「Yes, we can.」は記憶に新しい。日本でも「自民党をぶっ壊す」と叫んで高支持率を得た小泉純一郎首相には、天才的な「ワード・ポリティクス」のセンスがあった。

企業の経営にも「ワード・ポリティクス」が必要である。とくに時代の転換期や危機的な時期には、従業員や株主、そして社会を納得させ、共鳴させる決め手となる「言葉」が必要である。躍進する企業の経営者たちの多くは、私たちをうならせる言葉、すなわちシンプルな「成功哲学」を持っている。

『伝説の経営者100人の世界一短い成功哲学』ではそうした言葉が数多く紹介されている。本稿では、同書から一部抜粋してお届けする。

注)本稿に登場する経営者の肩書は、著者の記憶に最も印象づけられている当時のものです。そのため、短い略歴を同時に掲載しています。

■京セラ創業者・稲盛和夫の名言

世の中に失敗というものはない。

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