ファーウェイ、低価格ブランド「栄耀」を売却へ

ファーウェイ、低価格ブランド「栄耀」を売却へ

?耀(Honor)ブランドの低価格スマホはコストパフォーマンスの高さで人気を集めていた(写真は?耀ブランドのウェブサイトより)

中国の通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)が、同社のスマートフォンのサブブランド「栄耀(Honor)」を事業部門ごと分離売却する交渉を進めていることが、財新の取材で明らかになった。

財新記者がファーウェイの社内関係者や販売代理会社などから得た情報によれば、同社はすでに複数の売却先候補と会合を重ねており、取引関係のある販売代理会社や政府系資本などが引き受けの意向を示している(訳注:ロイター通信の報道によれば、売却先としてITサービス大手の神州数碼集団〈デジタル・チャイナ〉と深?市政府の名前が挙がっている)。

栄耀のスマホは、ファーウェイ・ブランドよりスペックを抑えた低価格帯の機種を主力にしている。2013年にブランドを立ち上げた後、コストパフォーマンスの高さで人気を集め、一時は中国のスマホ市場で10%を超えるシェアを獲得した。

ファーウェイのコンシューマー製品部門の関係者によれば、栄耀の分離売却後も、そのオペレーションは現在の経営チームが(移籍のうえ)継続して担う。チームには新会社の株式と日常的経営のフリーハンドが与えられ、買収者は投資家としての役割に重きを置く計画だという。

■アメリカの制裁で消えた「一石二鳥」

中国のスマホ業界では、栄耀売却の噂は早くから流れていた。「ファーウェイ・ブランドのスマホは(ハイエンドの)MateシリーズとPシリーズだけを残し、そのほかは栄耀と一緒に切り離す」。

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