杉原杏璃がグラビア外に見つけた稼業の原動力
2020年11月29日 13時00分 東洋経済オンライン
グラビアアイドルの杉原杏璃さんは現在、「財テクタレント」として知られる。その豊富な知識から、投資セミナーやイベントに多数出演する売れっ子だ。
昨年、著書『株は夢をかなえる道具 女子のための株式投資入門』(祥伝社)を上梓すると、6度の重版がかかり話題となった。今年7月には、『不動産投資は自分らしく生きる道具 女子のための資産運用入門』(祥伝社)を刊行した。
グラドル時代は会食の席で、「君、大学も行ってないんだ」「田舎者だね」などと嘲笑する発言を周囲の人間から浴びせかけられた経験もあるという。しかし現在は、投資で得た資金を元手に一念発起。経営者としても頭角を現す。力強い半生に迫ると、つねに「投資と共に生きる人生」があった。
■グラドルとして人気が出たのは30歳目前
「いつか、芸能界で活躍する」
そう誓った少女が、ようやくグラビアアイドルとして人気者になったのは、30歳を目前に控えた頃だった。
杉原杏璃さん(以下、杏璃さん)、38歳。その人である。
彼女は24歳から本格的にグラビア活動を開始、SNSを武器にはい上がってきた。
2017年にグラビア卒業後は、タレント活動と並行して投資家、経営者としても活躍の場を広げる。