「築地の寺婚」真剣に結婚したい人に盛況な理由

「築地の寺婚」真剣に結婚したい人に盛況な理由

「築地の寺婚」が盛況な理由

「築地の寺婚」真剣に結婚したい人に盛況な理由

築地本願寺本堂での仏前結婚式は人気があり、春秋の結婚シーズンには1日2組の挙式をする日もある(写真提供:築地本願寺)

400年の伝統がある築地本願寺が今、ビジネスモデルの大変革に取り組んでいる。「衰退産業」の中にあって、生き残りをかけてどのように変わりつつあるのか。
一例を挙げれば、お寺は「人生のコンシェルジュ」という考えから、結婚相談所「築地の寺婚(てらこん)」で「縁結び」を手伝い、LGBTカップルの仏前結婚式も執り行っている。元ビジネスマンから2015年に築地本願寺のトップに就任、数々の斬新な施策でテレビ番組「カンブリア宮殿」などでも注目され、このほど『築地本願寺の経営学』を上梓した安永雄彦氏が仏教界の常識を超える、「顧客とつながるマーケティング」について解説する。

■お寺は「人生のコンシェルジュ」

若いご夫婦に子どもが生まれて、初めてお寺にお参りすることを初参式(しょさんしき)と言います。その子が成長し、「めぐみの参拝」(七五三のことをお寺ではこのように言います)、成人式、結婚式、マイホームの起工式、還暦のお祝いなどをお寺で行うこともあるでしょう。そして親御さんを看取る年齢になり、「お葬式はどうすればいいか」と悩んだとき、不安や悩みに応える存在として、築地本願寺は役に立てるかもしれません。

このように人生の節目のライフイベントには、お寺が関われることがたくさんあります。若いご夫婦を例に取りましたが、今は「相手を求めて婚活をしてもうまくいかない」という人もたくさんいます。

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