東大生がいつも「一応、東大です」と謙遜する訳

東大生がいつも「一応、東大です」と謙遜する訳

「一応東大」と謙遜する理由

東大生がいつも「一応、東大です」と謙遜する訳

東大生はなぜ「一応、東大です」と言いがちなのか?(Getty:John S Lander/写真)

なぜ学歴を聞かれたとき、東大生や卒業生は「一応、東大です」と言うのか? 東大出身であることを謙遜する彼らの本音を、『東大なんか入らなきゃよかった 誰も教えてくれなかった不都合な話』の著者であり、自身も東大出身者である池田渓氏が明らかにする。

なにかの拍子に出身大学を尋ねられた東大生や東大卒業生が、その返答としてしばしば使うのが「一応、東大です」という定型句だ。

あまりにもよく使われるため、書籍のタイトルにもなっている。著者もこれまでに何度となく口にしてきた。みなさんも、まわりにいる東大出身者が口にするのを耳にしたことがあるかもしれない。この言葉を口にする東大卒業生の心中には、次の2つの感情がある。本記事では、その感情について解説しよう。

■東大生も「ピンからキリ」までいる

一つ目は、「自分はあなたが思い描いているほど優秀な人間ではありませんので、どうか買いかぶらないでください」という心からの謙遜の気持ちだ。

東大生というものは実にピンキリ。今なお多くの大学受験生が志望校を決める際の判断材料としているのが偏差値だが、その偏差値ヒエラルキーの頂点に位置する東大の場合、一部の医学部や海外の大学をのぞいて「さらに上」というものがない。

つまり、下は合格ラインだが、上は青天井。

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