IoTでなくても家電の電力消費量が丸っとわかるサービスの意味

IoTでなくても家電の電力消費量が丸っとわかるサービスの意味

(fotojog/Gettyimages)

東京電力パワーグリット(以下東電PG)と、インフォメティスが出資し、4月に営業を始めたエナジーゲートウェイ(以下エナジーGW)。安心・安全の電気の運用技術を持つ東電PGとAIによる分析技術に秀でたインフォメティスの強みを合わせた、IoTのプラットホームサービスを提供する会社です。

 その中の目玉サービスが「うちワケ」。インフォメティスの機器分離技術を使った、スマホで家電の現時点の消費電力が分かるサービスです。しかし、このサービス、いろいろな方向性を暗示しているように思います。

■HEMSというシステム

 スマートハウスというと何をイメージされますか? AIスピーカーで家電を自由に操れる家のことでしょうか? それとも、スマートホンで扉を自由に開け閉めできる家のことでしょうか?

 実はスマートハウスの定義はまだありません。ただ、「IoTを利用した、より生活を便利にしてくれる家」という感じにまとめられると思います。

 ところで、ホームシステムに、HEMS(ヘムス。Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム))というシステムがあるのをご存じでしょうか?

 太陽光発電など「家庭で作る電気エネルギーを管理する」と共に、「家電の消費電力を管理」を行い、電力エネルギーを効果的に使おうとするシステムです。

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