不倫で最大のピンチ招いたトランプ、次なる嘘は何か?

不倫で最大のピンチ招いたトランプ、次なる嘘は何か?

26日ニューヨークで、トランプ大統領がブレッド・カバナフ氏を最高裁判事に指名したことに対する抗議デモが行われた( REUTERS/AFLO)

今回のテーマは「コーエン被告有罪の意味」です。米バージニア州連邦地裁は8月21日、2016年米大統領選挙でトランプ陣営の選挙対策本部長を務めたポール・マナフォート被告に対して、脱税や銀行詐欺などの8件の罪に関して有罪の評決を下しました。一方、米ニューヨーク州連邦地裁では同日、ドナルド・トランプ米大統領の個人弁護士であったマイケル・コーエン被告が、選挙資金法違法や銀行詐欺などの8件の罪について有罪を認めました。

 本稿では、コーエン被告有罪に対するトランプ大統領のダメージコントロール及び中間選挙への影響を中心に述べます。

■顧問弁護士と個人弁護士

 本論に入る前に、ホワイトハウスの顧問弁護士と個人弁護士の相違を明確にしておきましょう。前者は大統領に政策及び大統領の権限などについて助言を行います。

 それに対して、後者は大統領の私生活上の紛争の「火消し役」を果たします。10年以上にわたりトランプ・オーガニゼーションに勤務したコーエン氏は、大統領選挙後もトランプ大統領の個人弁護士として働いていました。それだけに、コーエン氏の証言には重みがあるわけです。

 米連邦捜査局(FBI)が今年4月、コーエン氏の自宅や事務所を家宅捜索をすると、トランプ大統領は「真の意味で米国への攻撃だ」と異常なほど敏感な反応を示しました。

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