親子が自信を育て合う、「かけ算子育て」のススメ

親子が自信を育て合う、「かけ算子育て」のススメ

(Lacheev/iStock/Getty Images Plus)

■子育てとは親と子がお互いを育てるもの

 自分で考え、行動できる人になってほしい。自らの思いをプロジェクトとして実現できる人になってほしい。

 部下や後輩を持つビジネスパーソンの多くは、そんな思いを持つのではないでしょうか。

 そして、親がわが子に望むことを言葉にしてみても、同じような思いになるのはないでしょうか。

 相手が子どもであれ、大人であれ、人の成長を願うときは自立的で自発的な行動力を備えて欲しいという思いに変わりはないのだと思います。

 ただ、幼少期の子どもの場合と中学生以降の場合とでは、一つ大きな違いがあります。

 「自分はこういう人だから、こうしたい、こうなりたい」という考え方ができるかどうかという点です。

 なぜなら、幼少期の子どもは、まだ自分で自分のことを知らないからです。

 子どもは幼児期から育つ中で、まわりの大人や友達の言葉を通して、「自分ってこうなんだ」ということを知っていきます。

「○○くんは走るフォームがカッコイイよね! だから速いんだね」
→僕は走るのが得意な人なんだ!

「○○ちゃんの描く絵は色づかいがキレイだね」
→わたしは絵を描くのが上手な子なんだ!

 といったように、子どもは自分の行動を人からほめられたり、認められたりすることで「自分はこうなんだ」ということに気づき、自己肯定感を高めていきます。

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