オーストラリアを席捲する中国人(上)

オーストラリアを席捲する中国人(上)

シドニーの中国系ゲストハウス。室内はそれでもマシなほう。階段、廊下、共同キッチンはゴミが散乱

ゲストハウスのレセプションのお兄さんは英語が余り通じない。中国語で聞いたら先月中国の南京から来たばかりという。このゲストハウスは数年前に中国人が買い取り、従業員も大半が中国人とのこと。ゲストも見たところ半数近くが中国系だ。

 この中国系ゲストハウスは清掃や修繕にはほとんど配慮していないことは一目瞭然であった。室内外ともにゴミや埃が散乱。瓶や缶なども片付けていない。要は『安かろう悪かろう』を経営方針としているようだ。

 近くの大型スーパーに食料を調達に行ったが、中国系留学生や観光客が目立った。特別の金持ちでもない限り、フツウの中国人は海外でも基本的に中華料理しか食べない。中国人の団体海外旅行では旅行会社が現地の中国系ホテル、中華料理店とタイアップしており朝昼晩と中華料理を賑やかに食するのが定番である。

 中国からの留学生や個人旅行者は節約のため中華料理を自炊する。スーパーで彼らは野菜や肉類を価格と品質を吟味しながら大声でしゃべりながら時間をかけて買い物している。ちなみに中国人(漢民族)の特徴は話し声が他の欧米や他のアジア人よりも格段に大きいことである。それゆえスーパーで買い物をしていても直ぐに中国人であると判別できる。

 シドニーの繁華街には「スシ」を提供しているレストランが日本食ブームを反映して無数にあるが、お持ち帰り用に「スシ」を売っている店も乱立状態である。

1 2 3 次へ

関連記事(外部サイト)