日中のアフリカ支援、協力は可能か?

日中のアフリカ支援、協力は可能か?

(GlobalP/johan63/Francine Mancini/Golden_Brown/iStock)

10月6日から7日にかけて、アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合が開催された。TICADは1993年から数年ごとに開催されている、アフリカの開発をテーマとする国際会議で、日本政府が主導し、国連、国連開発計画(UNDP)、アフリカ連合委員会(AUC)及び世界銀行と共催している。今回の閣僚会合は、来年開催されるTICAD7(首脳会合)に向けた準備の一環である。9月に開催された「中国アフリカ協力フォーラム」の直後だけに、日本と中国のアフリカへの対応ぶりの対比が注目される。

 閣僚会合開会式における河野外務大臣のスピーチの主要点は次の通り。

・日本の対アフリカ外交の理念は,「国力は人にあり」という我々自身の経験から形成。

・日本は、アフリカの人々のエンパワーメントに焦点を当てつつ、アフリカの取組に対する一層の支援を行う固い決意を、改めて強調。

・日本のアフリカ民主化支援を再確認し、平和と安定に向けた「アフリカの課題に対するアフリカの解決策」を探る、アフリカ自身の取組を高く評価。

・北南米の沿岸に至るまではるばると、インド洋と太平洋を通じてアフリカをつなぐべく、日本は自由で開かれたインド太平洋を推進している。法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序及び航海の自由を維持しなければならない。

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