INF条約離脱問題は日米欧で相談すべき

INF条約離脱問題は日米欧で相談すべき

(revel.stockart/iStock)

10月20日、トランプ米国大統領は、専用機エアフォース・ワンで出発する前に、記者の質問に答えて、次のように述べた。

 「ロシアは合意に違反した。彼らは何年も違反してきた。そして、何故オバマ大統領は、交渉も破棄もしなかったのか、と思う。我々は、核に関する合意をロシアが違反することはさせない。逸脱して兵器を作ることを許さない。

 我々は合意を守ってきた側で、合意を尊重してきた。しかし、ロシアは、残念なことに、合意を尊重しなかった。したがって、我々は、合意を終了させ、合意から離脱するつもりだ。」

 この発言に、記者は、「INFのことですか?」と尋ねると、トランプ大統領は、

 「はい、INFです。」と答えた。

参考:White House ‘Remarks by President Trump Before Air Force One Departure’, October 20, 2018

 この発言を受けて、丁度、ボルトン大統領補佐官がロシアを訪問する直前ということもあり、内外のメディアは、一斉にトップ・ニュースで報道した。

 今回のトランプ政権によるINF条約離脱に関する発言は、極めて遺憾なことである。

 ロシアのINFは米攻撃には役立たないが、欧州、日本攻撃には、その射程距離上適している。

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