ドローンと個人が作る新しい世界地図

ドローンと個人が作る新しい世界地図

古橋大地教授(写真・小平尚典)

青山学院大学シンギュラリティ研究所設立記念講演会の後期1回目の後半に登壇するのは青山学院大学地球社会共生学部教授で、クライシスマッパーズ・ジャパン代表の古橋大地氏である。古橋氏が語るのはドローンの空撮データから作る著作権フリーの地図データベースが実現した災害支援とその未来である。

■地図は自分たちで作る時代

 私は青山学院大学地球社会共生学部教授の古橋大地です。相模原に3年半前にできた新しい学部で、今年でようやく1期生が4年生になって卒業生を迎えられることになりました。その中で私は地図作りを教えています。我々の学部の学生は主に途上国に行くことが多いのです。当然、インフラがあまり整備されていません。そんな時には地図を自分たちで作らなければならない事態に直面します。

 そんな時に従来の方法ではなく、ドローンなどを活用した新しい地図の作り方を研究しています。2019年からはドローンジャーナリズムの授業も受けられる予定です。ドローンも飛ばしています。実際にドローンを飛ばすことで何かが出来るかを考えています。現在は100gの軽量ドローンに4Kカメラを搭載できるところまで来ています。もちろんGPSには対応しないのでドローンパイロットの腕前が要求されますが、これで室内の撮影や人のすぐ脇を飛んだりできます。

 先日、トヨタ自動車がソフトバンクとの提携を発表しました。

1 2 3 次へ

関連記事(外部サイト)