レジ袋の有料化はコンビニにとって『一石三鳥』との見方も マイバック持参でコスト減

レジ袋の有料化はコンビニにとって『一石三鳥』との見方も マイバック持参でコスト減

記事まとめ

  • 政府がレジ袋の有料化を義務付ける方針だが、コンビニ業界はこれまで反対していた
  • しかし、コンビニにとって、レジ袋の有料化は『一石三鳥』のありがたい話という見方も
  • コスト減やレジ袋購入による収入増、環境問題を考えているというアピールになるという

レジ袋の有料化はコンビニにとって一石三鳥の有難い話

レジ袋の有料化はコンビニにとって一石三鳥の有難い話

(sunstock/Gettyimages)

■レジ袋の有料化は日本にとって望ましい政策

 海に流れ込むプラスチックが国際的に問題とされています。そこで政府は、レジ袋の有料化を義務付ける方針のようです 。これは、素晴らしい取り組みだと思います。

 有料にすれば、マイバッグを持参する客が増えて、レジ袋の発行枚数が減り、海に流れ込むプラスチックが減るのみならず、プラスチックの生産量を絞ることが出来て日本の原油輸入量も減らせるかもしれません。

 経済学の理屈っぽい話をすれば、コストがかかっている物を無料で配布すると、経済学が最も望ましいと考える量よりも多くのレジ袋が配布されてしまうことになるので、資源配分の最適化が図れなくなる、といった問題もあるでしょう。

コンビニの社長になったつもりで考えてみた

 プラスチックを作っている業界は反対するでしょうが、それは当然として、筆者が驚いたのは、コンビニ業界がこれまで反対していたということです。2005年には、日本フランチャイズチェーン協会が「コンビニでは来店客に買い物袋の持参を求めるのは困難だ」として反対したらしいのです。これは不思議なことです。

 本件は、「環境を守ろう」という視点から論じる人が多いでしょうが、以下では敢えて、「筆者が環境問題には全く関心を持たず、金儲けのことしか考えていないコンビニの社長だったら」という前提で記します。

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