名門高を育てた青春「この一品」・目にも舌にもゴージャスな“しおり丼”!

名門高を育てた青春「この一品」・目にも舌にもゴージャスな“しおり丼”!

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全国の小学校から大学まで相当な数、取材で訪れているぼくだが、こんな学校に通ってみたかった!――と本気で思わせてくれるのが国立高校。文化祭における3年生の、プロはだしの演劇のクォリティで全国的に知られる。ぼくの住む多摩地区では、名実ともにトップの公立校だが、郊外の穏やかな環境にあるせいか、接した生徒たちもみんな大らかで、屈託なく接してくれる。だから在校生とも、寄り道グルメ談義が気兼ねなくできるのだ。

 国立には一橋大学、国立音大、桐朋学園とその他にも学校が多く、学園都市を形成しているため、一帯は昔から個性的な飲食店に恵まれている。ただ、国高に敬意を表したいのは、現役生が新入生に周囲の店をブログで紹介などもしていること。寄り道も文化、現役生が通過儀礼のように体験する味の数々が存在する。

 中でもフェス的要素が高いのが、深川つり舟のしおり丼だろう。そもそも一橋大の運動部連中の御用達の店ではあるが、この巨大海鮮丼を文化祭の打ち上げなどで注文し、気焔を上げるのが国高生の習わしだ。事実、上記のブログでも「最強!」と一言。

 そのしおり丼の構成はというと、米はぎっしり400gも盛られ、その上にネギトロが敷き詰められ、納豆が玉座を形作る。そこへビロードの絨毯よろしくイクラが延べられ、座布団のようなマグロの厚切りが等間隔で置かれ、中央には花形にあしらったサーモン切り身が鎮座。

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