「ねばならない」に縛られなければ、子育てはもっと楽しくなる

だから、子育ても共有しながらやっていこうという感覚を抱きやすい。僕ら世代はそのはざまで右往左往という感じでしょうか(笑)。

■子どもから学べるから、子育てはどんどん楽しくなる

おおた:僕は最初、塾主宰としての小川さんに出会ったので、受験に関するテクニックの体系化や、それを言語化して発信することにおいて、この人の右に出る人はいないと思っていました。そういうイメージのところから、親としての潜在能力に気づかせてあげるようなお仕事に、最近、スタンスが変わりつつありますね。小川さんの『親も子もハッピーになる最強の子育て』(ウェッジ)も、まさに「親」というものに注目した本で、「親が何をしてあげるのかよりも、もっと大切なことがありますよ」というメッセージが込められています。実は私の新刊『中学受験「必笑法」』(中公新書ラクレ)にも似たようなメッセージが込められています。

小川:僕がこの本で伝えたかったのは、「親である自分たちに自信を持って子育てしていこうよ」ということなんです。それがベースにあれば、たとえ共働きで時間に追われていても、毎日の時間の使い方を家族全員で工夫しながら変えていけます。そうすると、子どもは自分で動き出すことができるようになり、早い段階で自立する方向へ進んでいくんです。

おおた:じゃあそのための具体的な関わり方って何? と聞かれると、僕も困ってしまいます。

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