2020米大統領選“台風の目”はベト・オルークか

2020米大統領選“台風の目”はベト・オルークか

(iStock.com/flySnow/Purestock)

トランプ再選を阻む民主党有力候補は誰か―ワシントン政界では年明けとともに早くも、2020年大統領選に誰が名乗りを上げるかをめぐり話題が広がりつつある。これまでに有名、無名含め30人近くの名前がうわさされる中で、もっとも注目したいのは、なんといってもベト・オルーク(46)だろう。

 本題に入る前に、そもそもアメリカの大統領選挙で、誰が有望候補として名乗り出、そのうち誰が長丁場の予備選をへて1年以上先の本番まで生き残れるかを予測することは容易なことではない。

 さまざまな情報をかき集め、候補者を絞ってその行方を追う醍醐味は独特だが、序盤から不確定要素がつきまとい、最後の最後で大方の予想が覆される意外な展開となるケースが珍しくない。予想が外れると気まずい気分にさえなる。

 筆者はこれまで、1976年のフォード共和党現職大統領対カーター民主党候補、1980年のカーター大統領対レーガン共和党候補、1992年のブッシュ共和党現職大統領対クリントン民主党候補、そして前回2016年のヒラリー・クリントン民主党候補対トランプ共和党候補の4回の大統領選を取材してきた。しかし、選挙戦スタート時点から「最終候補」として勝ち上がり本選での当選予想まで的中できたのは、レーガン大統領誕生の時のみだった。結局、予想では「1勝3敗」の惨めな結果となった。

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