2020米大統領選“台風の目”はベト・オルークか



 このうちすでに出馬の意思を正式表明したのは今のところ、ウォーレン氏ただ一人だが、数カ月内には、ぞくぞくと他の立候補者名も明らかになると予想される。

 ウォーレン女史(69)は大晦日の先月31日、全米向けにビデオで出馬表明するとともに、地元ボストンで大勢の記者団を前に「トランプ政権の下で中間所得層が攻撃にさらされてきた。これを改めさせる。レースの最後まで戦い抜く」と強い調子で決意を語った。そして近く、大統領選最初の党員集会が開かれる(来年2月)アイオワ州の主要都市を訪れ、支援要請のため地元有力者たちとの会談に臨む予定だ。

 これを受けて早速、有力雑誌「ニューヨーカー」は、ベテラン記者による「エリザベス・ウォーレンを過小評価するな」と題するコラムを掲載、2012年以来、上院議員としての存在感と実績を積んできた彼女の知名度、大衆受けのする明確なメッセージ発信能力などを例に挙げ、再選を目指すトランプ大統領相手に十分戦える資質があるとの好意的評価を示した。

 政治経験の豊富さや実業界での実績という点では、バイデン(76)、サンダース(77)、ブルンバーグ(76)、ステイヤー(62)各氏についても同様のことが言える。

 しかし、これとはまったく対照をなすのが、「オバマの再来」「民主党の救世主」などと一時騒がれたベト・オルーク(46)だ。

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