ラグビーにおけるブロックチェーン思考

ラグビーにおけるブロックチェーン思考

2人で突き刺さるようなタックルそれにチーム13人が見守る。いや、約150人の部員のすべての心のブロックチェーンが見守る。それに可視化できないクラウド応援も加わっていた(写真・小平尚典、以下同)

2018年の昨年までは、インターネットが1995年から情報流通を根本的に変革させてきた。そして次に来るものは。それはブロックチェーンだろう。つまりブロックチェーンが価値流通を根本的に変革させる元年が2019年だと思う。

 このブロックチェーンはラグビーで言えば15人の塊(ブロック)の鎖(チェーン)である。司令塔からの指示でチームのメンバーがすべて動くという戦術は、確かに厳然とあるものの、オールブラックスに代表される最新のラグビー戦術では、敵のフォーメーションが崩れた状態からアタックするケースが多くなっている。現代ラグビーでは、個々の自立した判断も強く求められている。

 2015年ワールドカップでオール日本が南アフリカに歴史的勝利を挙げることができたのも、80分間のゲームプランを時間をかけて徹底してメンバーに落とし込み、それを一人ひとりが着実に遂行した結果といわれている。これが天理が帝京に、明治が天理に勝利した一つの学びだったんではないだろうか。

■秩父宮ラグビー競技場大学日本選手権決勝観戦記

 今年はワールドカップ・ラグビー2019日本大会が9月20日から日本全国で開催される。はじめて日本から発信する世界ラグビーイヤーなのだ。すでにオールJapanが世界に通用するキーワードをいくつか持っている。つまり、「小さいものが大きいものを制する」ということだ。

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