ゲームデザイナーが明かすゲームと脳の密接な関係

ゲームデザイナーが明かすゲームと脳の密接な関係

安原氏(写真・小平尚典)

青山学院大学シンギュラリティ研究所設立記念講演会の後期4回目に登壇したのはゲームデザイナーの安原広和氏である。『Sonic The Hedgehog』の生みの親の1人。セガでソニックを制作し、その後、NaughtyDogに参加し、マーク・サーニーらと共に『ジャック×ダクスター』シリーズや『アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝』を開発した。北米バンダイナムコ社を経て、2012年4月よりNintendo Software Technologyに所属。現在はUnity Technologyで教育関連事業に従事。また、東京工科大学メディア学部特任准教授としてゲームデザインについて教鞭をとっている。今回は知られざるコンピュータゲームの設計方法から、人はなぜゲームに夢中になるのかまで、脳の働きを解き明かしながら解説する。

■6000万本のゲームを売りました

 これまでに6000万本ほどのゲームを売りました。会社が売ったので私の収入になった訳ではありませんが(笑)。ゲーム業界に入ったのは1990年ぐらいでした。16bitのゲーム機の時代ですね。皆さんはまだ生まれていないかもしれませんね。皆さんが生まれた2000年頃に業界再編が起こりました。2Dから3Dポリゴンのゲームができるようになりました。90年代の中頃には専用の機械がないと3Dゲームの設計はできませんでした。

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