GWに老後のことを考えてみる

GWに老後のことを考えてみる

『定年男子 定年女子 45歳から始める「金持ち老後」入門!』(日経BP社)

 経済コラムニストの大江英樹氏と社会保険労務士の井戸美枝氏の2人が、6回にわたり対談をした記録を基に、出版された本です。元が対談だけに、肩に力を入れずに読める本であり、しかも6回分の対談ですから内容的にも充実しています。到底全部は紹介出来ないので、評者が興味を持った部分を独断で御紹介します。太字部分が引用(一部編集)、それ以外は評者のコメントです。

■「大江語録」

「3000万円ないと老後破産」はウソ。可能な限り働けば良い。

 自営業者は年金が少ないが定年が無いので、元気なら長く働きましょう。サラリーマンもその妻も、老後は働きましょう。幸い、少子高齢化による労働力不足ですから、高齢者でも仕事は見つかるはずです。

老後の収入、支出などが分からないから不安なので、分かれば安心。

 たしかに、不安に思うだけでは何も解決しません。年金制度などを学べば収入の見当はつきます。現役時代の支出を家計簿から把握すれば、老後の支出も見当が付きます。家計調査などを参考にしながら、医療費等の増加を忘れないように(笑)。

定年間際にいきなり運用を始めることは絶対にすすめられない。

投資で失敗して死んだ人はいますけど、投資しなくて死んだ人はいません。

 それはそうですが、一方で、インフレの可能性を考えると、預貯金もリスク資産なので、分散投資は必要です。「退職の数年前から米ドルや株式投信をコツコツ買って行く時間分散投資」なら、投資の初心者でもリスク分散が可能なので、是非ともお勧めです。

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