蓮舫代表、小泉、細川、菅元首相が訪問した場所は? 



 原自連が主張する自然エネルギー利用の一つの方法として、ソーラーシェアリングがある。農地の上部に太陽光パネルを設置し、農業を続けながら農業収入以外に太陽光発電による収入を得る方法だ。4月3日に行われた千葉県匝瑳市のソーラーシェアリングの開所式には、小泉、細川、菅元首相が仲良く出席し、その少し前には民進党の蓮舫代表も視察に訪れている。元首相3人と蓮舫代表は、エネルギーに関する情報を正しく理解しているのだろうか。公開されている動画を基に、原自連の主張を検証してみた。

■原発を止めて自然エネルギーが世界の流れ?

 世界の中で日本だけが、原発を止めて自然エネルギーを利用する流れから大きく取り残されていると吉原氏は述べている。どこのデータから出てきた話なのか全く分からない。まず、原発を止めるのは世界の流れというのは明らかに間違いだ。

 世界の既存、建設中、計画中の原子力発電所は表-1の通りだ。原発の新設を行う理由は国により異なる。電力需要の急増に応えるため原発の新設を行う国は、中国、インド、アルゼンチンなどだ。

 電力需要が急増し、表-2の通り、いまや世界一の発電量となった中国は、さらに電源を必要としているが、大気汚染と温暖化問題から石炭火力発電所の新設を積極的に進めることを躊躇している。

 日本では、低硫黄、窒素分の石炭を脱硫、脱硝装置を利用し燃焼しているが、多くの国ではコストアップを避けるため環境対応装置なく燃焼している。中国では、大気汚染問題への対応に原発あるいは再生可能エネルギーの利用が必要になっている。

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