組織の健康診断が会社を強くする

組織の健康診断が会社を強くする

(iStock)

 皆さんは毎年健康診断を受けていますか? 私も先日人間ドッグに入り、全身チェックをしてきました。人一倍健康には気を使っているのですが、万が一のことがあってはということから、定期的に健康診断と身体のメンテナンスチェックを行っています。

 さて、人が健康診断で健康を数値化し、対策を判断するのと同じく、会社組織もその状態を定期的にチェックしていく必要があります。今回はなぜ会社組織の健康状態をチェックする必要があるのか。それにはどういったことが必要なのかについてお話していきます。

■経営層から寄せられる相談は3パターンに分類される

 私は仕事柄、中小企業の経営者や人事担当者から組織に関するご相談をよく受けますが、大体3つのパターンに分類されます。

離職率が高いがどうしたらよいか。潜在的な要因を把握したい。社員の能力を発揮させるにはどうしたらよいか。具体的な施策を考えるために何が必要なのか。組織風土に関して社員はどう思っているのか?経営層との乖離はないか?把握したい。 この3つの相談は、「過去に解決をしようとして上手くいかなかったから」という背景があります。

■打ち手を打つ前に本当に必要なものは何か?

 なぜ上手くいかなかったのか。

・特定の人だけの意見で施策を決めた。声が大きい人、意見を言える人の要望が採用される形になるため、潜在的な課題は解決されない。

・社内アンケートを取って施策を決めた。

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