ロシアの雇われハッカーが暗躍、カタール断交、米にも事前に相談



 ニュースの掲載からわずか20分後には、サウジのメディアなどで反カタール・キャンペーンが始まり、識者のインタビューを流す用意周到ぶりで、前もってカタールに対する断交の決定が準備されていたことをうかがわせている。

 このロシアのハッキング集団はこれまでにもサイバー攻撃事件で再三にわたって浮上した組織。特定の人間を標的にしたフィッシング詐欺が得意なことで知られていたが、その実態は謎に包まれている。

 この偽ニュースの掲載から数日後、今度はUAEのユセフ・オタイバ駐米大使のメールがハッキングされて流出する事件も起きた。同大使はトランプ大統領の娘婿のジャレッド・クシュナー大統領上級顧問と近い関係にあり、カタールがイスラム過激派を支援しているとして、ホワイトハウスに売り込んできた人物。今度は逆に、カタールが報復に出たのではないかとの憶測も呼び、さながら“サイバー戦争”の様相すらある。

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