「米国第一」は「米国のみ」を意味しない

「米国第一」は「米国のみ」を意味しない

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 米国のマクマスター国家安全保障担当補佐官とコーン国家経済委員会議長が、5月30日付けウォール・ストリート・ジャーナル紙の論説で、「米国第一」の考えは米国だけのことではない、米の力を強くするため国際的なリーダーシップを取っていく、と書いています。要旨は次の通りです。

 トランプ大統領の言う「米国第一」の考えは米国だけのことではない。それは、米国の重大利益を推進するとともに同盟国、協力国との協力を推進し、強化する。米国民と米国の生活様式を守ることは、米国への尊敬を深化する。

 5月の中東・欧州外遊中、大統領はテロ組織撲滅に米国と共に一層尽力することを求めた。サウジはこれに応えて過激思想撲滅世界センターを設置し、中東の関係国はテロ集団への資金を断ち切るために「テロ財政対応センター」の設置覚書に署名した。

 経済的繁栄の確保は米国の国益にとり重要である。大統領はサウジで、1100億ドルの防衛投資、更に約2700億ドルに上る米民間企業の契約を発表した。これらは米国での雇用創出と投資をもたらす。

 欧州指導者との会談で、大統領は貿易赤字の問題を繰り返し述べ、更に貿易・商業上の相互主義の重要性を強調した。シシリーでのG7サミットでは、「すべての不公平な貿易慣行」に断固たる立場をとり、真に平等なレベルでの競争を推進するために共同声明を出した。

 強固な同盟関係と同盟国の繁栄は米国の重大利益だ。

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