「文大統領と安倍総理こそ日韓の和解に最適な指導者」という米国の見方

「文大統領と安倍総理こそ日韓の和解に最適な指導者」という米国の見方

(iStock)

 米外交評議会(CFR)のスナイダー上席研究員と米Pacific Forum CSISエグゼクティブディレクターが、CFRの6月2日付けブログで、日韓関係の韓国にとっての重要性を強調しつつ、進歩派の文大統領と保守派の安倍総理こそが両国の和解を築くために最適な指導者だと述べています。要旨は次の通りです。

 文在寅にとっての一つの重要課題は対日関係である。安倍総理との電話会談で文在寅は慰安婦合意につき韓国国民にとりそれをそのまま受け入れることは感情的にできないと述べた。同時に、この問題とは切り離して、両国関係を推進したいことも述べた。この「ツー・トラック」アプローチにより朴槿恵が陥った自縛を避けることができるだろう。日韓関係の強化が韓国に重要な利益をもたらし、韓国が直面する地政学的な課題への対処に当たっても助けになる。 はっきりしない態度を取っていた朴槿恵も、慰安婦合意を決断し、日韓防衛情報保護取決めを締結し、両国関係を立て直そうとした。米国の主導により日米韓三国は対北朝鮮協力の強化に動いてきた。しかし、文在寅は選挙戦の中で、慰安婦合意の再交渉を主張してきた。朴槿恵と誠実に交渉してきた日本との関係を難しくさせかねない。

 文在寅の最大の安保課題は北朝鮮であるが、そのためには中国と米国の支持が必要となる。しかし、対中関係はTHAAD問題で緊張している。中国は、韓国との文化交流の中止、中国人の韓国観光の規制、中国にあるロッテ店舗の9割閉鎖などの対抗措置を取っている。

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