健康のために「優先して食べたい食品」とは?

健康のために「優先して食べたい食品」とは?

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■優先的にとるなら牛乳・乳製品と卵

 昨年の7月にこのコラムをスタートさせた。1年を通して「健康にいい食事」も「健康に悪い食事」も、「食べ物」にあるのではなく「食べ方(食習慣)」にある、ということを伝えてきたつもりだ。しかし、それだと、話はけっこうまどろっこしくなる。先日、読者でもある知人から「先月の食中毒予防みたいに『1つだけ勧める食品』を教えてよ。ここだけの話」と問い詰められた。

 ここだけの話でなくてもいいのだが、「そういうニーズもあるのか」と改めて考えてみた。「これだけを食べていれば健康になれる」というわけではなく、栄養的に不完全な場合に「優先的に摂取したい」という食材ならあげることはできる。

 それは、牛乳・乳製品と卵だ。

 乳は「これだけで赤ちゃんが育つ」ことから考えてもわかるように、完全といってもいいくらいに栄養バランスが優れている(もちろん「完全食品」などはどこにも存在しない)。「牛乳はウシの赤ちゃんのためのもの」という人もあるようだが、それは「ヒトが食べてはいけない」理由にならないし、「栄養的に優れてはいない」根拠にもならない。牛乳は、私たちヒトにとっても、栄養的に相当に優れた食材である。

 乳製品の代表はヨーグルトとチーズ。バターは牛乳(ウシ以外の乳もあるが)の脂肪分だけを固めたものなので栄養的にはきわめて偏っている(おいしいけどネ)。バターは「油脂類」であって「乳製品」ではない。

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