続々参入、アメリカの高級EV市場

 米国ではラグジュアリーEV市場が激化する様相。ラグジュアリーEVとは販売価格が10万ドルを超える、デザイン、性能、スピードなどあらゆる部分に秀でた車だが、現在市販レベルに至っているのはテスラモデルSまたはX(ベース価格にオプションを加えたもの)のみ。しかし、ファラディ・フューチャー(FF)は今年のCESで発表した市販モデル「FF91」の予約受付を5000ドルの手付け金で開始しており、同社は「2018年のデリバリー」を主張する。

 FFは中国資本の「テスラキラー」として以前から話題に上がる企業だが、急激に成長、2年でプロトタイプを発表、さらに10億ドルをかけた工場を北ラスベガスに建設、その上自動運転からEVのレーシングにまで参戦、と非常に幅広い企業活動を展開。ただし資金繰りが苦しくなっている、との噂も絶えず、FF91が本当に来年発表になるのか、その価格はいくらになるのか、などの話題も多い企業だ。

 それでも度々FF91の走行ビデオなどを発表しており、市販が開始されることは間違いなさそうだ。それが同社の約束通り来年になるのか延期になるのかは疑問だが、同社がサイト上で発表する数々のスペック(現在最速とされるゼロから時速100キロ到達の数値など)が本当なら性能面でテスラモデルSを超えるものになるのは間違いなさそうだ。

 さらに、新規のEV企業ルーシッド・モータース(Lucid Motors)が「エア」と名付けたスーパーEVを2019年から市販予定、と発表している。

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