誰だって叱りたくはないけれど

誰だって叱りたくはないけれど

(iStock/LittleBee80)

 こんにちは、小川大介です。中学受験生の父母との面談でも、企業のマネージャー向け研修を行っている時でも、最近増えている相談があります。

「叱るのはどうしたらいいでしょうか」
「叱り方が分からないです」

 というご相談です。中には「叱ってもいいものでしょうか」と真顔で聞かれることもあります。

 怒るのはダメというのは分かるけれど、「叱る」と「怒る」の違いがよく分からないと困っている方も多いようです。

 「褒めて育てる」という考え方が広く浸透してきたためか、叱るということ自体への不安感を持ったり、気後れしてしまったりする人が増えているようです。世代が若くなるほどに、叱られ慣れていない人が増えているため、叱る側にとっては難しさも増していますね。

■叱ることは必要です

 ただ先に結論を言うと、子どもであれ大人であれ、叱ることが必要な場面は必ずあります。親は子を時には叱らなければなりません。上司は時には部下を叱らなければなりません。

 その人が成長していくことに、自分が責任の一端を担う関係にあるなら、私たちは叱ることができなければなりません。

 褒めるばかりでは、人は育たないからです。

 そんなことはない、自分も自分のチームの部下も適切な承認を渡すだけで、自ら成長できている。成長するかどうかは自分の意思で決められるのだから、叱る必要など全く感じない。

 という方もいらっしゃるかもしれません。

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