そういうあなたが「使えない上司」でしょう?

そういうあなたが「使えない上司」でしょう?

(twinsterphoto/iStock)

 今回は、企業や団体、公的な機関などの社員教育を手掛ける株式会社新規開拓の管理部長・阿部由里さんを取材した。人材教育支援会社などを経て、同社の人事・総務などの部長を務める。新卒や中途採用試験にも面接官として参加し、日々の仕事では部下の育成などもする。

 阿部さんの目に映る「使えない上司、使えない部下」とは…。

■「使えない」と言っている上司が「使えない管理職」

 「使える、使えない」という言葉を見たとき、「仕事ができる、できない」よりも、まず「好き、嫌い」をイメージしました。女性の場合は、特に上司のことを「好き、嫌い」で判断する人は、多いでしょうね。

 私もかつては、そのように上司を見ていました。30歳の頃に仕えた50歳くらいの男性の上司は仕事はできる方でしたが、話がまわりくどいのです。周囲に気を配っていたのでしょうが、何が言いたいのか、わからないことがありました。当時、私はまだ若かったこともあり、「だから、何なの?」と思っていました。

 本来は、相性がよくなくとも、仕事の中身や実績で判断するべきなのですが、それができていなかったのだと思います。今は管理職となり、部下もいます。部下を評価するときに、「好き、嫌い」で判断することはさすがにないですね。部下にも、「好き・嫌いで上司や周囲の人を見るべきではない」と言っています。「相性が合う、合わない」は、あなたの思いでしかない。組織に所属している以上、まずは目の前の仕事をきちんとしなさい、と。

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