繰り返された報道による言葉の暴力、「福島産」への正しい理解を(2)

繰り返された報道による言葉の暴力、「福島産」への正しい理解を(2)

iStock.com/zhuda

 すでに去年6月には東京のフランス大使公邸にて、大使主催の「フランス・福島 美食の夕べ」というイベントも開催されています。

 フランス大使館のホームページでは、「この夕食会はフランスの美食の伝統と、福島県産の素晴らしい食材を調和させることで、福島県ならびに東北地方の農業と優れた産品を支援することを目的として開かれ、日本とフランスの数多くの著名人が参加して開催された』と記載されました。

 また、すでに2年以上前の2015年2月には、英国のウィリアム王子が本人の強い希望により外国の要人として震災後初めて福島県に宿泊。夕食では全て福島県産品づくしの11品目と福島の日本酒が出されました。ウィリアム王子本人はもとより、英国が福島にリスクはないとしていることをハッキリと示した事例でした。

 一方で同じ時期に日本で発売された週刊誌AERAが『放射能は300年消えず 「食品汚染の今」』とタイトルをつけていたことはあまりにも過激で疑問を感じざるを得ません。

 実際、輸出量が震災前を超えているものもあります。今年も5人組の人気グループTOKIOがPRを続けている福島の桃は、震災後に東南アジアなどを中心に高級百貨店などでの売れ行きが好調で輸出が右肩上がりになっており、昨年の総輸出予定量は30.6トンと震災前の10年(23.9トン)を上回りました。

 全国新酒鑑評会金賞受賞数5年連続日本一となった福島の日本酒もまた、輸出量が震災前のそれを上回っています。

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