早実清宮に期待すること

早実清宮に期待すること

(Ae11615/iStock)

 早実の清宮幸太郎はどこへ行くのか。どこへ行くのが正解≠ネのか。西東京大会決勝で東海大菅生に敗れ、悲願だった3年生夏の甲子園出場は叶わず。歴代新記録となるはずだった高校通算108号も打てなかったスラッガーの進路に、改めて注目が集まっている。

 清宮本人は決勝戦終了後、まだ決めてないのか、という質問に「そうですね」と答えており、結論を明言していない。現時点で考えられる選択肢は、早大進学か、プロ入りかの二者択一だ。いきなりメジャーリーグ挑戦、あるいはプロと早大通信教育課程の二足のわらじ=Aなどといった憶測も流れているが、現実的な可能性となると極めて低い。

 よく知られているように、清宮の父・克幸氏はラグビーのトップリーグチーム、ヤマハジュビロ監督で、現役時代は主将として早大ラグビー部の黄金時代を築いた人物。現在も早大との結びつきは強く、早くから幸太郎を早大へ進学させるようにと強い要望を受けていると言われる。実現すれば、慶応大の高橋由伸・現巨人監督が持つ六大学通算最多本塁打記録23本の更新も夢ではない。

 一方で、プロ野球サイドからの勧誘≠焜qートアップする一方だ。かねてから巨人をはじめとするスカウトたちはもちろん、評論家の重鎮・野村克也氏も「早くプロに入ったほうがいい」と熱烈なラブコール。さらに、侍ジャパンの稲葉篤紀新監督も就任会見で「非常に興味がある選手」と、2020年東京五輪の代表メンバーに加えたい意向を示した。

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