退職シニアが中小企業と「お見合い」

 定年退職したシニア(新現役)が自分の経験と知識、アイデアを活かし中小企業支援をおこなう企業を見つけようと、東京都内の6つの信用組合と取引のある中小企業約50社と面談する交流会が21日、東京・京橋の全国信用組合会館で開催された。求職希望のリタイヤした中高年と、求人側の中小企業が同じテーブルについて話し合う、いわば相互の希望を引き合わせる仕事探しの「お見合い」で、この日は退職後も経験を生かして働きたい気持ちが強いシニア世代約140人が新たな支援企業を求めて出席した。

■初めての合同交流会

 こうした交流会はこれまで何回か開かれているが、6つの信用組合が同時に行う合同交流会は初めての試みだ。参加した信用組合は第一勧業信用組合、全東栄信用組合、共立信用組合など6つの信用組合。

 会館内の講堂に約50カ所設けられたブースには、信用組合の支店長、あらかじめ求職を希望した新現役と企業のトップが向かい合い、約20分間の面談を行った。事前に企業課題が配信されて新現役が「相手企業、課題を選べる」のが特徴だが、中小企業から「どのような、解決策やアイデアをおもちですか」と質問があり、相互で意中の人が見つかれば、後日、二次面談を行い最終的に支援してもらう人材が決まる。大半が60歳から70歳代で「健康なうちはまだまだ働きたい」と意欲的な人ばかり。新現役が実際に中小企業を支援すれば、1日当たり3万円程度(3回までが限度)の報酬がもらえる。

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