中国人の間で関心高まる「日本ならではの食」

中国人の間で関心高まる「日本ならではの食」

上海で行なわれている日本料理教室

 ラムラ餐飲上海は日本の総合フードサービス会社、ラムラの中国子会社。ラムラが経営する飲食店のうち、「土風炉」(とふろ)と「鳥元」の2ブランド、2店舗を上海で展開している。日中を行き来する呉?嵐・総経理に、上海での日本料理人気や、中国人観光客の嗜好、インバウンド事情などについて聞いた。

――上海には日本料理店が多いと思いますが、御社の特徴を教えていただけますか?

呉氏:確かに上海には日本料理が大好きな人が多く、日本料理店は至るところにあります。私は上海出身で、ラムラでは「過門香」「石庫門」などの中華料理店の立ち上げに携わりました。中国から著名な料理人を招聘し、日本に本格的な中華料理店を作ることができましたが、一方、上海でも本格的な日本料理を求める声が高まってきたことから、「土風炉」と「鳥元」をオープンしました。日本人の料理人が本当の味を提供し、日本風ではなく、ホンモノの日本の味を提供するお店となっています。

――居酒屋と焼き鳥屋ですね。

呉氏:日本文化に興味がある人は「居酒屋」という日本語も知っています。中国にはもともとない形態ですね。「土風炉」は日本での店舗は江戸の町を再現したような和風のデザインなのですが、上海では現代的なデザインになっています。「鳥元」は焼き鳥や串焼きの専門店です。今年、日本の人気テレビ番組「深夜食堂」が上海でも放送され、一躍有名になりました。日本の本格的な味を求める中国人はもちろん、上海に住む日本人のお客様にも喜ばれています。

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