「爆買い」後も中国人の買い物熱は冷めていない

「爆買い」後も中国人の買い物熱は冷めていない

JD.com京東の巨大な倉庫

 中国でアリババに次いで人気の高い巨大ショッピングサイト、JD.com(京東商城)。同社では海外70か国の商品を扱う越境EC(海外の商取引)、「京東全球購」が人気だが、2015年6月、日本商品を専門に扱う「日本館」がオープンした。「日本館」を担当する郭季柔氏に中国人の越境ECでの買い物の傾向などを聞いた。

――JD.com京東は急拡大していますね。

郭氏:JD.com京東は2004年に創業した中国企業ですが、2016年の総取引額は日本円に換算すると15兆8000億円と過去最高を記録しました。米国のフォーチュン誌が発表している収入ランキング『フォーチュン500』でも今年は261位(昨年は366位)と、中国企業として唯一、2年連続で選出されました。年間のアクティブユーザーは約2億6000万人。自社の物流システムもあり、大型倉庫だけで335か所、配送ステーションは約7000か所を所有、中国の99%の人口をカバーしています。オンラインとオフライン両方合わせると、中国最大の小売り業者といえます。海外商品を扱う「京東全球購」では約2万ブランド、1000万アイテムを扱っています。

――「日本館」ができたということは、日本の商品の需要が高まっているのでしょうか?

郭氏:そうですね。アメリカの次に人気があるのが日本の商品です。アメリカ、日本、次いでオーストラリアや韓国などの商品も中国人に人気があります。

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