インドはどうしてオリンピックでメダルを獲れないのだろうか

インドはどうしてオリンピックでメダルを獲れないのだろうか

北インドの交通手段は路線バスと乗合ジープ

(2016.6.18.〜9.14 89日間 総費用18万2000円〈航空券含む〉)

■イスラエルの“青年はインドをめざす”

 7月13日。インド最古のチベット仏教僧院のあるタボのバス停で次の目的地であるスピティー渓谷の要衝の町カザへ行くバスを待っていた。定刻8:30になっても誰もいない。少々不安になってくると2人の欧米系女子が現れた。

 2人はイスラエル人であった。イスラエルでは兵役義務があり高校卒業後に男子3年、女子2年軍務に就く。一人は1998年にモスクワより一族でイスラエルに移住。現在21歳であるから2歳で移住してきたことになる。彼女の家族の日常会話はロシア語であるが全員が公用語であるヘブライ語を理解できるという。新規移住者のユダヤ人に対して国家がヘブライ語学習を支援するので数年のうちに全員がヘブライ語での会話ができるようになるそうだ。

 もう一人はアルゼンチン系の父親とベルギー系の母親の間に生まれたイスラエルでは三世(third generation)という。

 インドの観光地ではイスラエル料理を提供しているレストランが多い。デリー、リシュケシ、シムラーなどでは“イスラエル料理あります”という看板を頻繁に見かける。なぜイスラエル料理がインドで普及しているのか不思議であったので二人に聞いたところ「兵役を終えたほとんどの若者たちは長期旅行に出かけるが最初の訪問地として大半がインドを目指すからインドではイスラエル人旅行者がすごく多い」とのことであった。

1 2 3 次へ

関連記事(外部サイト)