こつこつやるしかないよ。それが、プロなんじゃないの?

こつこつやるしかないよ。それが、プロなんじゃないの?

ザ・グレート・カブキさん

 今回は、前回に引き続き、プロレスラー、ザ・グレート・カブキさん(本名・米良明久)を紹介する。

 1964年、日本プロレスに入団し、70年からアメリカに遠征し、各地で活躍。73年に全日本プロレスに移る。81年、ザ・グレート・カブキとして大ブレイクし、全米で暴れまわる。顔にペインディングをして、毒霧を吐く姿が話題となる。日本では、技で魅了するレスラーとして全日、SWS、WAR、新日本などのマットに上がる。

 98年に引退後は、居酒屋「BIG DADDY 酒場 かぶき うぃず ふぁみりぃ」を営む。現在も試合に参加することがある。2014年には、著書『"東洋の神秘" ザ・グレート・カブキ自伝』(辰巳出版)を著し、静かな話題を呼んだ。

■上に立つ人は下にいる人のよさや持ち味を見つけ、引き出してあげないとね

 俺は1970〜80年代、アメリカと日本のマットを往復していた。全日のマットに上がるときは、余計なことをして馬場さんを刺激しないようにしていた。馬場夫人もいるから…(苦笑)。

 1976年の頃、アメリカに戻ろうとして、馬場さんにお願いをした。なかなか、イエスとは言わない。すると、馬場夫人が言うんだ。「高千穂さん(当時のカブキさんのリングネーム)がいなくなったら、誰が(全日で)練習を教えるんですか?」。

 ひきとめてくれたんだろうけど、「おい、おい、俺は、トレーナーかよ…」と思ったよ…(苦笑)。

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